退職まで残り1年で仕事を辞める場合の転職プロセス

退職まで残り1年で仕事を辞める場合の転職プロセス

2018/8/13 更新

1年で退職するためには?

退職まで残り1年で仕事を辞める場合の転職プロセス

介護士というのは、実は転職する人が多い職種です。単純に介護職を勤め続けることに無理を感じて他の職種へと転職する人もいますが、多くの人は家庭の事情などが理由で転職していきます。その場合はあまり急いで転職する、ということではなく、半年や1年ほどの期間を経て転職することがほとんどです。あと1年で転職するという人は、転職までにどのようなプロセスを経ていけばよいでしょうか。

 

転職を決めた場合にまずするべきこと

転職しようと決めた場合、まずはその転職の目的について考えてみましょう。

転職の目的としては給与面の改善、福利厚生の改善、職場環境の改善など不満点を改善することのほか、勤務可能な時間が変わった、引っ越しして他地区に移動することになった、結婚その他の家庭の事情などがありますが、その目的は現在の職場では対応できないものでしょうか?

例えば給与面であれば、何らかの資格を取ることで給与が上がる場合があります。

また、職場環境の改善は工夫で対応可能かもしれませんし、人間関係の問題であれば上司に相談して解決するかもしれません。

勤務時間に関しては同じ福祉法人が経営する他の施設などに異動させてもらえば対応できるかもしれませんし、勤務地に関しても対応できる場合もあります。

そうしたことを考えて、それでも対応が不可能であれば転職活動を進めていきましょう。

その際に転職先に求めることとしては、少なくともその目的を満たしている必要があります。

そうでなければ、またすぐに転職を考えなくてはいけなくなります。

また、目的を満たすことだけを考えて現在満足している点に関して不満が出ても困ってしまうので、そうした面でも考えておきましょう。

しかし、一人で考えているとどうしても条件に合うところを見つけるのに時間がかかったり、見落としたりしてしまいます。

そうならないためには、転職エージェントなどに登録して相談しながら進めていくといいでしょう。

転職エージェントは転職のサポートをしてくれますが、もし転職することをやめても特に問題はありません。転職しようか悩んだ段階から、利用していきましょう。

上司に相談しましょう

転職する決意が固まったら、上司に相談してみましょう。

最低でも3か月前、できれば半年前くらいには相談しておきましょう。

その結果、転職の必要がなくなるかもしれませんし、退職するまでにやってほしい要求があるかもしれません。

円満退職のためには、面倒くさがらずにちゃんと相談した上で退職しましょう。

しかし、介護職は人手不足になりやすい職場なので、もしかしたら退職を引き伸ばして欲しいと懇願されるかも知れません。

次の人が見つかるまで、と言われて退職を延期した結果、退職するタイミングを逃してしまうという話もよく聞きます。

そうなった時に無理やり退職すると、円満退職とは言えなくなり今後悪影響が生じるかもしれません。

しかし転職エージェントに登録していると、退職時のトラブルもサポートしてもらうことが可能で、場合によっては代理で交渉してもらえます。

トラブルを避けるためにも、転職エージェントは利用したほうがいいでしょう。

退職した後のことを考えましょう

退職後、すぐに転職できるのであればそれほど問題はありませんが、転職先が決まらずに間が空いてしまうことがあります。

また、家庭の事情で退職後はしばらく再就職できない可能性もあるでしょう。

そうなった時、心配になるのは生活費です。

自己都合での退職の場合、失業保険が支給されるのは半年後です。少なくともそれまでは生活できるよう、退職前にきちんと貯金をしておきましょう。

ボーナスに関しては、支給される条件が職場ごとに異なります。

例えば支給日の1か月前に就業していること、という条件があった場合、その直前で退職してしまうともったいないので、きちんとボーナスをもらえる条件を確認した上で退職する日を決めましょう。

ボーナスはこれまでの働きに対する賞与なので、もらうことに引け目を感じる必要はありません。今後の生活の事を考えて、もらえるようであれば遠慮なくもらったほうがいいでしょう。

引継ぎに関してはしっかりと行いましょう

介護士など人の世話をする仕事で重要なのは引継ぎです。

次の人が問題なく同じように世話できるように、書き忘れなどがないようにきちんと引継ぎを行わなくてはいけません。とはいえ、あまりに早くから引継ぎの準備をした場合、対象となる入所者がいなくなって無駄になる、という可能性もあります。

そのため、引継ぎに関してノートなどにまとめるのは退職予定日の1か月前を目安に作成しましょう。

現在の同僚とはまたどこかで顔を合わせる可能性もあります。

その時に気まずい思いをしたりすることがないように、退職時にはきちんと挨拶をして、特にお世話になった上司には菓子折りなどを渡してお礼を言っておきましょう。

こうした挨拶は社会人としての礼儀でもあるので、忘れないようにしましょう。

まとめ

介護職の転職は、勤務条件などが似ているところがほとんどです。

その中で今と違うところを探すには、転職エージェントなどを利用するのが一番簡単です。

転職エージェントは転職に関しては様々な点でサポートしてくれるので、上手に利用して満足のいく転職をしましょう。

また、介護士が働く業界というのは勉強会などで他の施設の人間とも顔を合わせる機会があります。

そうなった時に、以前働いていた職場の人間に悪印象を持たれないよう、退職時はきちんと挨拶をしておくようにしましょう。